1974 – 461 Ocean Boulevard Japan Tour
31-Oct-1974 Budokan, Tokyo
01-Nov-1974 Budokan, Tokyo
02-Nov-1974 Budokan, Tokyo
05-Nov-1974 Koseinenkin Kaikan Dai Hall, Osaka
06-Nov-1974 Koseinenkin Kaikan Dai Hall, Osaka
personnel
Eric Clapton (Guitar, Vocal)
Jamie Oldaker (Drums)
Dick Sims (Keyboards)
Carl Radle (Bass)
George Terry (Guitar)
Yvonne Elliman (Backing Vocal)
Marcy Levy (Backing Vocal)
前年の73年に”空白の3年間”からの復活をとげたEC。その翌年の74年、北欧スカンジナビアでのウォームアップギグを皮切りに、約4ヶ月にわたるアメリカツアーの後の初来日。プレッシャーを紛らわすためのアルコール多量接種は、当然ながらプレイにも影響。どの曲にも締まりが無く、無駄に長尺でミストーンも目立つ。ステージ脇にはソファーが置かれ、パティ・ボイドが座っている姿も。それゆえか、アルコールの力も手伝って、終始ご機嫌の御大。曲間でのメンバーとの陽気なおしゃべりも多かった。エレキを弾きまくってくれるECを期待したファンは、冒頭のアコースティックセットに肩透かしを喰らわされた。その後も続く”レイドバック”した流れに戸惑う。ソロも殆どGeorge Terryに任せたステージ。それでも、日本のファンは”動く神様”を生で見れるだけでも嬉しかった。「Layla」を生で聴けるだけでよかった。そんな時代の記念すべき初来日5公演の記録全てがブートレグとして残っているのは奇跡。因みに、最終日の大阪でのアンコールで初めてブラッキーがお目見えしている。
公開日:
最終更新日:2022/02/20