1993 – Japan Tour
12-Oct-1993 Budokan, Tokyo
13-Oct-1993 Budokan, Tokyo
14-Oct-1993 Rainbow Hall, Nagoya
17-Oct-1993 Fukuoka International Center Hall, Fukuoka
18-Oct-1993 Osaka Castle Hall, Osaka
19-Oct-1993 Osaka Castle Hall, Osaka
21-Oct-1993 Budokan, Tokyo
22-Oct-1993 Budokan, Tokyo
23-Oct-1993 Yokohama Arena, Yokohama
25-Oct-1993 Budokan, Tokyo
26-Oct-1993 Budokan, Tokyo
27-Oct-1993 Budokan, Tokyo
30-Oct-1993 Yokohama Arena, Yokohama
31-Oct-1993 Budokan, Tokyo
personnel
Eric Clapton (Guitar, Vocals)
Andy Fairweather Low (Guitar, Vocals)
Nathan East (Bass, Vocals)
Jerry Portnoy (Harmonica)
Chris Stainton (Keyboards)
Richie Hayward (Drums)
Katie Kissoon (Backing Vocals)
Maggie Ryder (Backing vocals)
Roddy Lorimer (Trumpet)
Tim Sanders (Tenor Sax)
Simon Clarke (Baritone Sax)
全編アコースティックのアルバム「アンプラグド」のグラミー受賞後ということもあり、追加公演含め全14公演というそれまでにない公演数を記録したツアー。良くも悪くもファン層を拡大した後のツアーということもあり、会場にはそれまでには見ることのできなかった客層が増えた。初めてホーンセクションを帯同した大所帯での来日は、前半がアコースティック、後半はエレクトリックという構成。全セットリスト中、約半数がブルースのカバーという、ブルースファン垂涎の内容で、本編最後のベッシー・スミスのカバー「Ain’t nobody’s business」では、ギターを後ろに回し仁王立ちで歌うECの姿が印象的だった。実際にこのツアーで演奏されたブルースナンバーのほぼ全てが、翌年94年から本格的に始まるオールブルースのツアーでも演奏されていることを鑑みると、本ツアーはそれに向けての”前哨戦”的な位置付けと考えることもできるであろう。特筆すべきは、Jimi Hendrixのカバー「Stone Free」がプレイされたこと。白のストラトを抱え、曲の最後にアンプにもたれかかりフィードバックをかけるECの姿に興奮を覚えたファンも多かったことだろう。この”アンプラグド特需”により、これ以降の日本での公演数は飛躍的に増えた。
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