2001 – Reptile Japan Tour
19-Nov-2001 Osaka Castle Hall, Osaka
21-Nov-2001 Osaka Castle Hall, Osaka
22-Nov-2001 Osaka Castle Hall, Osaka
24-Nov-2001 Nagoya Taikukan, Nagoya
26-Nov-2001 Marine Messe, Fukuoka
28-Nov-2001 Budokan, Tokyo
29-Nov-2001 Budokan, Tokyo
30-Nov-2001 Budokan, Tokyo
03-Dec-2001 Budokan, Tokyo
04-Dec-2001 Budokan, Tokyo
05-Dec-2001 Budokan, Tokyo
08-Dec-2001 Grande 21 Sendai, Miyagi
10-Dec-2001 Budokan, Tokyo
11-Dec-2001 Budokan, Tokyo
14-Dec-2001 Yokohama Arena, Yokohama
15-Dec-2001 Yokohama Arena, Yokohama
personnel
Eric Clapton (Guitar, Vocals)
Nathan East (Bass, Vocals)
Andy Fairweather Low (Guitar, Vocals)
Steve Gadd (Drums)
David Sancious (Keyboards, Vocals, Guitar)
Greg Phillinganes (Keyboards, Vocals)
初の仙台公演を含む16公演を記録。前年の2000年はゲスト出演のステージがいくつかあったものの、自身のステージは一切ない1年だった。(4月にプライベートで来日しており、武道館で行われたサンタン公演、さらに翌5月にはブルーノート東京でのDr. Johnのステージに飛び入りしてる)それと対称的に2001年は2月の恒例のロンドン公演を皮切りに、ヨーロッパ、北米、そして南米を周る約90本のステージを経て、ツアーの締めくくりとして来日を果たした。メンバーはSteve GoddやNathan Eastなどお馴染みの猛者に加えて、90年のJourneymanツアー以来となるキーボードのGreg Phillinganesが帯同し、NathanとGregの”ブラコン・コンビ”が復活した。初の帯同となるもう一人のキーボードDavid Sanciousは「Wonderful Tonight」で非常に美しいウインドシンセを披露。「Layla」ではギターも弾きこなし、その多彩な才能をアピール。ちなみに、来日前の北米ツーアーではDavid Sanciousに加えて、レジェンドBilly Prestonがオルガンで参加していたが、来日直前の南米ツーアーからGreg Phillinganesに代わっている。セットリスト的には、この年の3月にリリースされたアルバム「Reptile」のプロモーションツアーにもかかわらず、同アルバムからは3曲のみ。今ツアー最大の聴きどころは毎回後半で演奏されたKey in Cのスローブルース。イントロは全日同じで始まるが、ECの歌いだした歌詞で、メンバーが「Stormy Monday」か「Five long years」か「Have you ever loved a woman」かを判断し、それぞれに応じたコード進行で展開するというスリリングな構成。さらに、特異な出来事として「Layla」が1つのステージで2回演奏されたことが挙げられる。アコースティックバージョンとエレクトリックバージョンの合計2回だが、来日前の全ての欧米ツアーではエレクトリックバージョンのみだっただけに、日本のファンはラッキーだった。そして、このツアーを印象付ける最大の出来事が盟友George Harrisonの死去のニュースだろう。それはまさにこのツアーの真っ最中である11月30日(日本時間)の朝の出来事だった。12月4日の武道館では99年の来日公演と同様NHKの撮影が入り、Georgeとの共作「Badge」の前に”This one is for George”とだけ言って淡々と演奏に入ったのが印象的だった。
公開日:
最終更新日:2016/01/22